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砂場の少年 灰谷健次郎

砂場の少年 灰谷健次郎 

10/10点

葛原順は妻が教師だった。しかし、妻は学校でのトラブルを理由に心を病んでしまった。それがきっかけで葛原は教師になることにした。だが、葛原が受け持つクラスは学校からはフダ付きのレッテルを張られていた。学校の規則とは、葛原の授業とは、というようなのがあらすじ。

 自分の中高が丸刈り強制じゃなくてよかったと思う。ダメなのはピアスとか髪の色くらいだった、しかも髪も色違うやついたけどちょっと怒られるで終わってた。25年前の小説だから今といろいろ違うけど、根底にある考え方、教師は生徒に号令をかけてもいいんだと思ってはいけないというのは今も通じると思う。このことは何にしてもそうである。人との付き合いでも自分のほうが立場が上だと思って付き合うのは、コミュニケーションではない。一方的な押し付けだ。一方的な押し付けからは何も得られない。僕も押し付けだけじゃなくて、相手の言うことをよく聞かないといけないなあと思った。